母娘のシンガボール旅行記0日目

9月も終わり、もう23日である。

 

今日から、私は社会人初めての夏休みを頂く。

28日まで、6日間のお休み。

会社としては有給6割消化を推奨しており、既に下期は忙しいことが分かりきっていたので、

本当は有給をここで5日間ぐらい消費するはずが結局休日出勤のため、休みを振り替えに振り替えた結果、2日間しか有給を使えなかった。

 

おかしい

 

 

 

さて、そんな訳でとった初めての夏休みは母親に捧げることにした。

8月に夏休みを取れという会社のお達しが出たことを母親に伝えたところ、母親が旅行に行きたいと言ったので、私としても今後あまり行く機会も無いかもしれないと思ったので二つ返事で行くことにした。

行き先に関しては母親が行きたいところで譲歩したので、私は飛行機とホテルの予約を母親に任せてしまった。それは素直に反省する。お母さんごめん。

 

そんな感じで現在は日付が変わった頃に搭乗するため、待合ロビーにてこの記事を書いて暇を潰している。

 

せっかくなので、この記事のお供BGMにこの曲を選んだ。

 


この曲に出会ったのは映画公開時ではなく、8月の中旬頃である。映画を見ていた訳ではなく、とある公演の観劇中にたまたま劇中歌で使われていたのだが、サビの「頑張れないよ」というフレーズに死ぬほど心を奪われてしまい、それからずっと気分が落ち込んでいる時は必ずこの曲を聴きながら会社に通っている。


私が聞いているのは映画『恋は雨上がりのように』公式サイトのカバーバージョンであるが、個人的には初めて聞いたのがカバーということもあって、鈴木さんの方をよく聞いている。

 

8月の蒸し暑い中でのイベントで続く長時間勤務、心が折れて消えていく上司たち。

 

ガンバれないよ ガンバれないよ

Yo,そんなんじゃいけないよ

 

サビにて頑張れないよ、というフレーズが頭に残るのに、そんなんじゃいけないよ、と小さく応援してくれるのだ。

そして曲が終わったと思いきや、永遠リピート設定しているのでまた曲が始まるのだ。

 

ガンバろっかな今日は

 

長かった就活も終わり、新卒でありながらいろいろとやりたかったことをやらせてもらえる環境で、8月の頭に自分がメインで回させてもらったクライアントに一言言われたのだ。

夢叶ったんだね。次どうするの?

何も答えられなかった。私は何になりたいんだろう。

そのときの私はただ曖昧に笑うことしか出来なかった。

とりあえず今の仕事を回すの精一杯で〜と言い繕ってその場を切り抜けたが、正直すごく落ち着かない気分になってしまった。

落ち着かない気分なのに消えていく上司の仕事を引き継ぐ中で心もやられそうになったけどこの曲を聞く度に、頑張れないけどそんなんじゃいけないねって自分に言い聞かせて過ごした8月。

夏休みの思い出はこれから作っていくが、この曲が2018年の夏の思い出である。

 

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そんな感じで、行ってきます。

 

お題「夏休みの思い出」